初心者がAIを使えるようになる (7) Anaconda活用
読んでわかること
・Anaconda内のツールについて
さて、Anacondaにはいくつかの便利ツールがある
1つ目に、ライブラリの導入が簡単なこと
2つ目に、仮想環境の編集が簡単なこと
3つ目に、GUIでいろいろできること
1つ目の、ライブラリの導入が簡単なこと
これについて、話をする前に、『ライブラリ』について説明しよう。
『ライブラリ』とは、パッケージとも言うが、
数学的な分析や、グラフの表示などを
簡単に行える、便利ツールである。
例えば、グラフの表示では、matplotlibと言うライブラリが有名である。
他にも、表を扱うならnumpyやpandas、
AI関連では、tesorflow(keras)や、scikit-learn
などなど、たくさんある。
こういった、ライブラリのインストールやバージョンの管理は
結構めんどくさい。それが、簡単にできる。
2つ目に、仮想環境の編集が簡単なこと
仮想環境とは、コンピュータ上に仮想のマシンを作成し、
その中身を仮想環境という。
Anacondaでは、まず仮想環境を作成し、必要なライブラリを取り入れながら
環境を作っていく。
この環境をコピーして、ほかのコンピュータで同じ環境を再現したり、
クローンを作成し、同じコンピュータ内で、ライブラリのバージョン違いを試したり
できる。
チームで研究を行うと、同じ仮想環境なのに動くコンピュータと
動かないコンピュータが発生する。環境差異ともいうが、CPUやOS、メモリ容量など
コンピュータごとに、実情が異なるため、仮想環境のコピーが簡単にできることや、
クローンを作成できるのは、結構ありがたい。
3つ目に、GUIでいろいろできること
ライブラリの導入は、ターミナルでもできるが、
コマンドを入力する必要があり、
将来的には必要だが、初心者にはまだ難しい。
GUIとは、いわゆるマウスで操作できる ということと思ってほしい。
これは、ただただ楽ができる
簡単で楽ができるは正義である。
さて、雑多に書いてしまったので、
あとで、きれいに整えますね。
次回からは、実際に学びのところです。